無法者ピアニストのノースティリス滞在記 Part75 【elonaプレイ日記】



こ、こいつ、★スケルトンキー持ってやがる!
(バックパックに入っていると鍵開けの成功率が上がる固定アーティファクト)



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NPCの分際でなんて生意気な…しかし私に見つかったのが運のツキ。
重量も軽いし、パパっと盗んでやりますよ!




えー!?

固定アーティファクトって盗めないんですか…
マジかよ。嘘だろ…



盗むことができないのであれば、同等以上の価値のアイテムと交換するか、冒険者を殺害するかの2択しかありません。

(固定アーティファクトは死亡時に必ずドロップします。例えば緑エレアは固定アーティファクトである『異形の森の弓』を必ずドロップしますが、固定アーティファクトではない秘密の経験はドロップしない場合もあるわけです)

しかし残念ながら、同等以上の価値のアイテムなんて持っていませんし、仮に持っていたとしても、渡すつもりはありません。

だったら…ころしてでもうばいとる以外に道は無いんですが、この冒険者はレベルも高いようでタゲると「確実に殺されるだろう」とか忠告されてしまいます。

まだレシマスすらクリアできてない初心者が冒険者を倒すなんて無謀もいいとこ。

仕方が無い、ここは一旦退きましょう。



あれから一ヶ月が経過しまして…
一ヶ月の間に鍛えまくって、例の冒険者を指先一つでダウンさせられるほど強く…なんて奇跡はおこっちゃいません。

レベルだの強さだのなんて、そう簡単に覆すことはできないんですよ!!


しかし、ここで役に立つのが禁断の呪い酒戦法

宿屋とか魔術店とかでせっせと買い集めたウィスキーを呪縛の巻物で呪われたウィスキーに変えて作り出した呪われし美酒…

呪われた酒を飲むと吐きます。
嘔吐を何度も繰り返すと拒食症に陥ります。
拒食症の状態で吐くと死にます。

まあ、ころころしたい相手に呪われた酒を飲ませまくって吐かせまくって殺すという戦法ですな。
はっはっは。
ラスボスすら倒せるという、チートクラスの戦法です



さあ、何も言わずにこれをお飲み!!

「それ、呪われていますよ。」

えー!?
まさかの受け取り拒否ィ!?


…ちょっと調べてみたら私、呪い酒戦法が何たるかを分かっていませんでした。
そもそもNPCは呪われたアイテムを受け取らないんですね。

じゃあどうやって呪われた酒を飲ませるのかというと…






投げつけます。





投げて命中すれば飲んだ扱いになるので、どんどん投げつけてやりましょう。
ただし投げた瞬間に敵対してしまうので、相手から攻撃を受けても大丈夫なように、こっちの防御っを固めておくべきですね。

あとは投擲スキルを予め鍛えておく…とか?



冒険者の装備はあらかた剥ぎ取りました。

ペットは酒場に預けました。

重症治癒のポーションは持ちました。

自分自身に加速の杖を振りました。

現在とっても英雄気分です。




さあ、呪い酒を喰らえ!!
そして、★スケルトンキーを寄越すのだ!!




なかなかギリギリの戦いでした。

流石は熟練の冒険者。
やっぱり一撃一撃が重いです。

しかしながら、PV重視の装備にして、英雄と加速で能力値を底上げしたのが功を成したのか、なんとか勝てました☆



ほうほう、この冒険者さんは傭兵射手だったのですね。
お金もそれなりに持ってるみたいでラッキー☆

さてさて、これが戦利品の★スケルトンキー。
早速頂いていきましょう。



ころころした冒険者は病院送りになります。
さっきころころしたのは「微笑みの無法 セスラルド」という冒険者だったんですが、病院で療養中みたいですね。お大事に☆

あんたの持ってたスケルトンキーは、ありがたく使わせて貰うよ!!


…ここで怖いのが、冒険者が退院・復帰後の報復です。
敵対した冒険者って、町で遭遇した時に猛攻撃してくるんですよね。

なんか攻撃されてるなーと思ったら以前病院送りにした冒険者で、気付いたらペットがミンチにされてたとかザラです。

…テレポートの杖を持ち歩いていつでも逃げられるようにしておこう。

もしくは加速の杖と呪い酒、同じ戦法で返り討ちにしてやるか。


うぬぬ、しばらくは警戒が必要なようです。



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