タイトルからしてもう不穏。
オープニングは一枚絵が表示されるだけです。
このゲームにテキストはありません。
左上で本を読んでいるトナカイは何者なのか、ウサギとはどのような関係なのか、そもそもこのウサギは何者なのか・・・といったことは一切語られないまま、ゲームがスタートします。
ゲームそのものはアクション寄りのパズルです。
各ステージに置いてあるニンジンに触れればクリアとなります。
しかし、ニンジンを追い求めるウサギの前には、様々な障害が立ちはだかります。
斧を担いだ馬、突進してくる牛、飛び跳ねる箱、トラバサミ、地雷キノコ・・・など。
そして、マップ上の赤い点線の向こう側にはびっしり地雷が埋まっています。
様々ないやらしい罠をかいくぐり、時には追いかけてくる敵を罠にかけたりして、愛するニンジンを手に入れましょう。
操作方法は進みたい場所をクリックすると、ウサギがマウスカーソルに向かって一歩前進します。
よくあるポイントクリックアドベンチャーのように、クリックした地点まで自動的に歩いてはくれるわけではありません。
基本的にマウスとEscキー（メニュー）しか使用しません。
ちなみに、罠の1つであるトラバサミに触れると↓↓↓
こうなります。
なんといってもゴア。
容赦ないゴア。
爆発したり、首ちょんぱされたり、潰されたり・・・と、ただニンジンを愛するだけのウサギが、散々な目に遭ってしまいます。
敵や罠に触れると即死です。
ですがデスペナも特に無く、死んだらそのステージの最初に戻されるだけです。
逆にどんな死に方をするのか気になって、新しい罠や敵が出たら、とりあえず1回は死んでみますね。
他にも死に方にコンボみたいなものがあったり、敵をトラップにかけたりした時に実績解除されたりとか。
あとはマップ上のキノコとかをクリックしても実績が解除されます。
調子に乗ってるとミサイル発射されたりしますが。
基本は敵から逃げ回りながら罠に嵌めていくことになりますが、見下ろし視点のアクションパズルだと思ったら、
突然シューティングになったり、
モノクロの横スクロールになったりなど。
緩くて可愛いけどちょっと不気味なキャラクター達と、多数のゴア表現が魅力的なアクション寄りのパズルです。
人によって好みが分かれそうですね。こういう何とも言えない、謎の世界観が好きそうな人は好きだと思います。私は好きです。
難易度的にはどうなんでしょう。
良く死ぬものの、試行錯誤が面白い感じですね。
リトライが早いので、何度もやり直してクリアしていきましょう。
・・・ラスボスが・・・わりと・・・その・・・難しいっていうか・・・
↓↓のSteamリンクの下に、攻略のヒントでも載せておきましょうか。
↓↓↓ネタバレ↓↓↓
ラスボスは横画面シューティングになりますが、操作方法が見下ろし視点時と同様、クリック時にマウスカーソルの位置へ前進する形式です。
押しっぱなしで移動とかしてくれないので指が疲れてきます。辛い。
一瞬「マジかよ・・・」ってなりますが、次第に慣れます。
攻撃手段は画面上にランダムで生成される星に触れるとボスにぶつかってくれます。どの位置にあっても確実にボスのHPは減る模様？
基本的には攻撃を避けつつ、星が生成されたらタッチしに行くみたいな感じですね。
ボスの攻撃パターンは3段階ありまして、HPが減少する毎に増えていきます。
１．自機に向かって真っすぐ飛んでいく球を吐き出す。
２．画面右（ボスの方）から玉ねぎのようなものが水平に飛んでくる。
３．画面下から紫のクラゲっぽいものが上昇してくる。
どれも動きはそこまで早くありませんが、自機も含めて全体的に当たり判定が大きく、画面が球で埋まって思うようには避けられないことが多いので注意しましょう。
クリアしたら「おっ？」となりますが、多分あれで終わりだと思います。